14歳よりヴァイオリンを始め、福島幸雄、西島英子、外山滋、江藤俊哉の各氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科を経て、ウィーン・フィルの名コンサートマスター、ヴォルフガング・シュナイダーハン氏に師事。
1983年、第2回フリッツ・クライスラー国際コンクール第2位、第3回ミケランジェロ・アバド国際音楽コンクール第1位。
1984年、ミュンヘン国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で日本人として初めて優勝。以来、サヴァリッシュ、ベルクルンド、ギーレン、チェクナヴォリアン等の指揮するミュンヘン・フィル、バイエルン国立歌劇場管弦楽団らと共演、ヴィンシャーマン&ドイツ・バッハ・ゾリステンの演奏旅行のソリスト等を務める。
1988年、ウィーン・ピアノ四重奏団を結成し、室内楽にも力を入れている。1987年よりサイトウ・キネン・オーケストラにまた1990年より水戸室内管弦楽団にも参加。コンサートミストレスを務めるなど、中心メンバーとして活躍している。
CDも数多くリリース、2003年プロコフィエフ没後50周年を記念して録音したソナタ集は、陰影の濃いスケールの大きな演奏でその力量を高く評価された。2004年に発売した「バッハ:無伴奏パルティータ全曲」は、レコード芸術で特選盤に選ばれ名盤として高い評価を得ている。
|